どうも!
T・K企画の與那嶺です(^^)
賃貸物件を探していると賃料のほかに、『共益費』や『管理費』という項目があります。
皆さんなんとなーくお部屋を借りるときはかかってくる費用くらいで見ている方も多いのではないでしょうか?
今回はこの『共益費』と『管理費』がなんなのかを詳しく書きたいと思います。
まずは、共益費と管理費は何にあてられるものかというと、マンションやアパートの共有部分の維持管理費にあてられます。
お部屋を借りる際、入居するお部屋だけではなく玄関や廊下の共有の部分を綺麗な快適な状態にするために使われます。
では、共益費と管理費がない物件は共有部分が放置されているのかというとそうでもありません。
そういった物件は家賃の中に含まれていますのでご安心を。
因みに共益費と管理費の具体的な用途は、玄関や廊下、ゴミ捨て場、エレベーターといったさまざまな共有部分の維持・管理するための費用です。
設備が充実している物件になると、オートロックや監視カメラ、ケーブルテレビやインターネット回線使用料などが管理費や共益費から支払われる物件もあります。
また、管理費と共益費の違いですが、不動産公正取引協議会が定める「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」には、管理費と共益費について次のようにかかれています。
【共益費】
賃借人が共用して使う設備や施設の運営や維持をするための必要な費用のこと。
【管理費】
マンションの事務を処理し、設備や共用部分の維持や管理をするための費用のこと。共用部分の公租公課を含み、修繕積立金を含まない。
管理費は共用部分の固定資産税や、マンションの管理人を雇うための費用といえます。
共益費は共用部分の電気代や清掃、蛍光灯の交換などに使われます。
実際のところ、管理費と共益費の考え方には大きく違いはありません。
簡単にいうと、物件の共用部分の維持費を入居者の皆さんで負担しているということになります。
因みに、共益費と管理費が家賃と別で表示されるのは、例えば家賃5万円の管理費なしの物件と、家賃4.5万の管理費5千円の物件だとどちらが安く感じますか?
後者のほうがお得に感じるかと思います。
物件検索の際も、家賃の額が低ければ低価格帯の物件を探すときに検索にヒットしやすくなります。
物件を借りる側にとっても、家賃が安ければ敷金や礼金の金額を抑えることができるメリットがあります。
仲介手数料も家賃の一ヶ月+消費税となりますのでこちらも安くなりますね。
つまり、共益費と管理費がある物件のほうが初期費用を節約することもできます。
是非共益費や管理費もお部屋探しをする際の参考にしてみてください。
それではまた次回ブログで!
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